お酒の解説 日本酒は酔いやすいの? 2023/02/02

お酒って酔うものですから。

「日本酒は酔いやすいんだよね。」
そんな声をよく聞きますよね。

はい、お酒ですもの!もちろん酔いますよ!
どんなお酒も飲み過ぎれば酔うし、適度な量を飲むのが酔わない秘訣!

ここでは酔わない方法や日本酒を楽しむ飲み方をお伝えしていきます。

日本酒で、もう酔わない!

自分を知ることから始めるよ

みなさんはいつも、どんなお酒をどれくらい飲むとほろ酔いなりますか?
仮にビール2杯 or 焼酎お茶割り2杯でほろ酔いだったとしましょう。

  • ビールのアルコール度数:5%
  • 焼酎お茶割りのアルコール度数:5%

実はこれくらいなんですね。

1杯が約350mlとすると、350ml × 2杯 = 700ml
そこに含まれるアルコールは、Alc5% = 35ml
つまり「アルコール35ml+水分665ml」が入るとほろ酔いになるんです!

ちなみに、飲んでる時に数字を見ると私は酔いますけどね!笑

日本酒のアルコール度って

日本酒のアルコール度は平均15%程度です。
つまり、日本酒230ml(アルコール35ml+水分195ml)で、ビールや焼酎お茶割り2杯と同じくらいのアルコールを摂取していることになるんです。

水分量が足りてないんじゃない?

見てもらうと、大きく違うのが水分量ですよね!
先ほどの水分665mlに対して、日本酒では摂取水分量が195mlであり、1/3程度となります。
これが、日本酒が酔いやすいと言われる原因なのです。

約400ml=コップ2杯分のお水が足りてないんですよね。
アルコールを分解するには水分が必要なため、不足している水分の量だけ、アルコールを分解できずに酔いやすくなってるんですよ!!

水分を摂取するススメ

お水でもお茶でもいいの、チェイサーで追っかけろ!!

摂取するアルコール量に対して水分量が少ないのが酔いやすい要因であることがわかりました。

そんな時に役に立つのが「チェイサー」です!
みなさんはチェイサーって聞いたことありますか?
お店で「チェイサーください」とお願いしてるのを聞いたことがありませんか?
あれはチェイサーという商品の飲み物ではなくて、お水などなどアルコールの低いものを飲んでいるのです。

チェイサーってなに?

チェイサーとは英語で「chaser」、「追いかけるもの」という意味です。
「お酒を追いかけるように飲むもの」として「チェイサー」という言葉を使ってるんですよ。

追いかけるものなので、メインで飲んでいるお酒よりアルコールが低い飲み物であれば、全てがチェイサーとなります。

チェイサーください

一般的に「チェイサーください」と頼むとお水が出てきますが、本来は「チェイサーでお水をください」が正しいオーダーの仕方なんです。

なので、「チェイサーください」と言っている人を見かけたら、「あ、まだまだですな」と心で呟くと、勝ち誇った気分で少し酔いが覚めますよ!笑

ちなみにこの記事を書いている私は「チェイサーでビールください」と良く言って、一緒に飲みに行く人をドン引きさせています!!

お水をカッコよく頼む方法

「チェイサーにお水ください!」
いや、これってなんか慣れていないと少し抵抗がありますよね。
なので、デートの時にお洒落にお水を頼む方法を、元バーテンダー見習いの私から伝授します!

かっこいい頼み方編

『お水も一緒にいただけますか。』
いやぁシンプルに一番スマートです!「いただけますか」の気遣いに大人の感じがキラリですね!

『和らぎ水をください。』

日本酒のお店で是非使ってみてください。和らぎ水という言葉は少し日本酒ツウな感じ。
デートで使っても「え、お水飲むの」みたいな心無い言葉を避けられます。
※伝わらないリスクもあるから、お気をつけて!

『お水をお願いします。』
確実にスタッフに伝わる安心の一言ですね。水を頼むのをダサいと思ってる人がダサいので、気にせず堂々とこれですよ。

やりがちにダサい編

『チェイサーください!え、チェイサー!え、わからないの?水だよ。』
はい、これお店で必ず嫌われます。店員を敵にすることは辞めましょう。

『ウォーター プリーズ!』
ネイティブな発音に自信がある方以外はやめましょう。

『水道水でいいから、水ちょうだいよ!』
水道水を見下すような人に出す水はありませんがしかし。

まとめ

さて今回は、日本酒が酔いやすいと言われる理由から、酔いを防ぐ方法、かっこいいお水の頼み方までをご紹介いたしました。

みなさまも適度に水分を摂取して酔い過ぎに注意しながら、楽しく大人に日本酒を嗜みましょう!