お酒の解説 どぶろく とは? 2023/08/16
日本酒には種類や専門用語が多く「自分にあった日本酒をどのように選んだらいいかわからない」という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では「 どぶろく 」の定義や味わいの特徴についてご紹介します。
どぶろく とは?
どぶろくとは、搾りの工程を経ていないお酒です。
「濁酒(だくしゅ)」「もろみ酒」と呼ばれることもあります。
日本酒と同様に米・米麹・水を原料とし発酵させて造られますが、もろみを液体と固体に分ける「搾り」の工程を経ていないため、日本酒ではありません。
白く濁っており「にごり酒」と似ていますが、「どぶろく」は搾りを経ていないため「その他の醸造酒」、「にごり酒」は搾りを行なっているため「清酒」に分類され、税法上の扱いが異なります。
どぶろくの特徴
どぶろく の味わい
どぶろくは発酵させたもろみそのもの。
細かくなった米や酵母などがたくさん含まれているため、お米の粒感がありどっしりとした飲み口。
まるでお粥を食べているかのような、お米のやさしい甘味と濃厚な旨味を感じられる味わいです。
よく韓国のお酒マッコリに似ているとも言われますが、酸味は穏やかで飲みやすいお酒です。
- 粒感のあるどっしりとした飲み口
- やさしい甘味と濃厚な米の旨味
- マッコリに似た飲みやすさ
おすすめの飲み方
瓶をゆっくりと傾け、底に沈殿した固体と液体が均一になるよう混ぜてから飲みましょう。
どぶろくは冷やして飲むのが一般的ですが、燗酒で飲むのもおすすめです。
温めるとお米本来の香りと味が際立ち、酸味がとれてよりまろやかなほっとする味わいになります。
冷酒を飲んで気に入ったら、温めて飲んでみてください。
まとめ
どぶろくは、名前や見た目に反して、初心者でも飲みやすいお酒です。
おもしろい商品を探してまいりますので、お楽しみに!